不能犯

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2018/2/1(木)公開

監督/白石 晃士

出演/松坂桃李沢尻エリカ新田真剣佑間宮祥太朗、テット・ワダ、菅谷哲也岡崎紗絵真野恵里菜

 

「・・・愚かだね、人間は」
都会のど真ん中で、次々と起きる変死事件。現場では、必ず黒スーツの男が目撃される。男の名は宇相吹正(松坂桃李)、
ある電話ボックスに殺してほしい理由と連絡先を残すと、“願い”を叶えてくれる男だ。ただし、依頼人の殺意が純粋でないと、恐ろしい事態を招くという。さらに、ターゲットは確実に死に至るのだが、その死因は病死や自殺に事故ー
そう、宇相吹の犯行は、<見つめるだけで相手を死に追いやる>ため、罪には問われない<不能犯>なのだ。果たして、その手口とはー?

 

 

登場人物

 

宇相  吹正

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視線ひとつで人間をしに導く男。

 

多田 友子

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宇相吹がただひとりコントロールできない正義を貫く女刑事。

 

百々瀬 麻雄

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熱血新人刑事。

 

川端 タケル

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 更生した元不良少年。

 

 

☆感想☆

2018/2/1(木) TOHOシネマズ渋谷

 

松坂桃李くんの最新作。

雪が降る予報があったためかファーストデイ&公開初日にもかかわらず館内の入りは5割程度でした。

 

この作品は宇相吹の関わる4つの事件と連続爆破事件が出てきます!

 

1つ目。

金融会社社長。

「人生、終わりにしたくなかったら用意しとけ!」。真昼のカフェで、金を返さない客に向かって、携帯電話で木島(水上剣星)。そこへ宇相吹が近付き、ガムシロップを注いだグラスの水をいきなり木島の顔にぶっかける。いきり立つ木島だが、ニタァと笑う宇相吹の赤く光る目に魅入られ、スズメバチの毒にやられ???死亡。
■依頼人:のちに川端タケルと判明

↑宇相吹の初犯行シーン。防犯カメラに向かって微笑む姿が不気味でした。

 

2つ目。

町内会長。

羽根田(忍成修吾)は怒りに震えていた。部屋を覗いたり、ゴミ袋の中を確認したりするなど、異常な行動を重ねていた町内会会長の鳥森(小林稔侍)が、妻の桃香水上京香)に乱暴したのだ。羽根田は警察に通報すると鳥森に詰め寄るが、いったい何のことなのか、警察に全部しゃべるぞと脅される。恐怖を抱いた羽根田は、宇相吹に殺人を依頼する。

タバコの毒に侵されて?死亡。

↑後に妻は夫が出張の日にドラッグを家に持ち込み数人で集まっていたことがわかり、その場面を見た夫が激情して全員を撲殺し、夫も妻に刺殺されました。

↑宇相吹は警察に連行されました。

↑撲殺シーンが狂気ですごく怖かったです。何人死ぬの?この作品と思い始め、目を逸らしてしまいました_:(´ཀ`」 ∠):

 

3つ目。

多田刑事の上司。

警察はようやく宇相吹の身柄を確保し、ベテラン刑事の夜目(矢田亜希子)が任意で取り調べる。「僕は、やってません」という宇相吹の言葉にピクリと反応する夜目。以前、夜目は電車で痴漢した高校生を現行犯逮捕したのだが、彼は無実を主張した末に、留置所で自殺してしまっていた。

自宅風呂で手首をきり自殺?溺死?
■ 依頼人:河津村宏/鑑識官

↑息子を殺されたとずっと恨んでいた河津だったが、結局暴露した場所は署内で追い詰められ階段から落ちて死亡しました。

↑署内でもいろいろ考えると普通思うのですが、そういう扱いが特にありませんでした。

矢田亜希子。久しぶりに見たような気がします。

 

4つ目。

ジュエリーデザイナー

■ 依頼人:木村優/離れて暮らす理沙の妹 「絶対、許さない。お願い、こいつを!」と、風俗で働く優(真野恵里菜)は、両親の離婚が原因で別々に育った姉の理沙(芦名星)への嫉妬と憎悪を宇相吹にぶつける。父親の借金返済に苦しんだ自分と違って、母親に引き取られて幸せに育った姉は、もうすぐ大病院の院長候補の男と結婚するのだ。そして優は宇相吹に抹殺ではなく、姉が婚約者を殺害することを依頼する。

↑姉の真意を知り、妹はメッセージを残して首吊り自殺してしまいます。姉は病院に行った時、隙をついて多田の同僚を人質にとり、宇相吹の元へ多田に案内させます。

↑結局姉は自ら命をたち、宇相吹が殺したように見せかけます。

↑多田は悩んだ結果、事実を言い、宇相吹は釈放されます。

芦名星さんの演技。この作品のナンバー1だと思いました。狂気迫る殺人に自決に圧倒されました。

 

連続爆破事件。

多田友子刑事(沢尻エリカ)が自ら更生させた元不良少年・タケル(間宮祥太郎)が料理人を務める店で飲んでいると、TVから公園での大爆発のニュースが流れる。去年の暮れに起きた神社での爆破事件と手口が酷似していた。多田は悪の撲滅にあらためて闘志を燃やし、部下で新人の百々瀬麻雄(新田真剣佑)と共に捜査を進めるが、何の手掛かりもつかめぬまま、3度目の爆発が起こり、またしても犠牲者が出てしまう。だが、この時、彼女は思いもしなかった。まさか連続爆破事件と宇相吹の事件が繋がり、壮大な事件へと発展するとは──。そして遂に、2人の壮絶な対決の時がやって来る!

↑連続爆破犯は多田が更生させたと思っていたタケルでした。

↑真相を語る前のお弁当を多田に差し入れする姿は励ますものだと思っていただけに、この展開にビックリ!?しました。

↑タケル演じる間宮祥太朗さん。板前姿、イケメンでした!!!カッコイイ♡

↑結果的に(タケルに殺しの依頼があった)に宇相吹が多田を助ける感じになっていて、依頼があったからですが、宇相吹は多田に殺して欲しい!というのがどこか気持ちにあるのかな?と思いました。

 

 

不能犯は人気?漫画が原作なので何ともですが、あまりにも人が簡単に死にすぎているような作品に感じて仕方ありません。

人が死ぬ。たくさん死ぬとしても『ユリゴコロ』とは全然違います。

なんか宇相吹というだけに薄っぺらいし、それは爆破犯のタケルも同じ・・・

沢尻エリカの役もなんかなぁ。

↑沢尻は劇中の感じの方がヘタに化粧するより綺麗かな?って思ったけど。

 

ただ。

もし宇相吹が現実にいるのならば、依頼したい!と思う自分もいます。

阿部倫子。

↑コイツはマジで苦しむだけ苦しんで、社会的にもね\\\٩(๑`^´๑)۶////

↑それをずっと劇中思った。

 

私情も入ってしまいましたが最後に。

松坂桃李くん!というので期待していた分、すごく駄作に思ってしまいました。

キングスマン』や『鎌倉ものがたり』とか見ているから余計にそう感じたのかもしれませんが、私はこういう作品は苦手なのかn?とも思います。

収穫は間宮祥太郎これからチェックしていこう!くらいかな・・・

 

すみませんm(__)mm(__)m